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あなたの探している希望の仕事がきっと見つかる
ジョブデパ
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それは花(!?)の女子大生になりたての頃、初めての夏休みを控え、「まとまった収入があって、おいしいものも食べれて、旅行もできて、リゾート気分も味わえ、夏が満喫できるバイト」を無謀にも探していた。この一石二鳥ならぬ、一度でたくさんおいしい♪バイトを探し続けていると、まぁ近いかなぁ〜という感じの仕事がほどなく見つかり、高級リゾート地のホテルで住み込みのバイトをすることにした。
現地集合だったので、電車などの交通機関を利用して移動している間は、まったくの旅行者気分でわくわくしていた。集まった数名の女子大生達が到着するやいなや、笑みを湛えたオーナーから、街のレストランでお食事をごちそうしてもらったり、信じられないことにひとりずつに欲しい洋服まで買ってプレゼントしてくれた。このありえない歓待ぶりに、これからの行く末に一抹の不安を覚えて少々暗い気分になったり、おかしなことに巻き込まれるのではないかと、激しく警戒心を抱くようになってしまった。のちになって、これは単に親切なオーナーからのご厚意だったことがわかり、疑ったことを申し訳なく思った。けれども、当初は顔面がひきつるほど、かなり怪しさを感じた。ごめんね☆
日々のバイトは、主に早朝からの食事の下ごしらえやテーブルセッティング、配膳などのレストラン部門での仕事だった。数名いた年の離れた上司など、思いやりのある人達に囲まれて、人間関係もよく、朝がとても早かったり、拘束される時間が長いことを除いては、楽しくバイトをすることができた。特に、地元の珍しい特産品などおいしいものがたらふく食べられたことには、この上ない幸せを感じた。中でもふんだんに様々なフルーツを味わえたことが最高だった。わたしがフルーツ好き♪ということが職場中に知れ、そのうち、どうぞ!とわたし宛に、お客様用で余ったいろいろなフルーツがトレーに載せられて冷蔵庫の中に置かれるようになり、いつの間にかフルーツ処理班(!?)に抜擢されてしまった。まるで、昆虫のように毎日飽きることなく美味しく食べ続けた。ある朝目覚めたら昆虫になってしまいそうなくらい、フルーツがあふれていた日々。しあわせだった。
仕事にふと疲れたとある日、バイト仲間と共に見上げた、無数のお星さまが散りばめられた美しい夜空。あのときのようなため息がでるほど美しく瞬く星空を、未だに見たことがない。生涯に残る思い出の美しいワンシーンのひとつになりそう☆
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